トヨタ、米国で2017年末までに自動ブレーキ標準搭載へ
トヨタ自動車は21日、2017年末までにレクサスおよびトヨタ車種ほぼ全てに、より安全性を担保する自動ブレーキシステムを標準搭載することをニューヨークオートショーで発表した。
この発表は17日に米運輸省高速道路交通安全局(NHTSA)と全米シェア99%を占める大手自動車メーカー20社が合意に至った、2022年までに全車種への自動ブレーキ標準搭載への対応となる。
トヨタ自動車北米法人CEOのジムレンツ氏は、「レベルの高いドライバーアシスト技術はより適切に事故から人間を守ることにつながり、見知らぬ土地でも事故を予防することができるだろう」と述べた。
アシスト技術は、すでに幅広い車種で搭載されており、正面衝突の予防と衝撃緩和や走行車線の保持、夜間走行の安全性向上などが行われている。今後は、カメラやレーザーを用いて性能を強化していく方針。
(写真はイメージ)