ハノイで「日本さくら祭り」日本への理解促進目指す
ベトナム・ハノイで11日と12日、「日本さくら祭り2015」が開催された。桜をはじめ、日本の文化や芸術が紹介され、在留邦人や地元住人たちでにぎわった。
世界遺産のタンロン城跡の広場で、日本から送られた桜の枝または造花の桜の枝を広場の木にくくって展示した。日本食や、日本関連の物販・展示ブースも多数出展した。ステージではよさこい演舞や各種武道の演武なども披露し、来場者を魅了した。日本への留学や人材派遣の相談ブースも設けられた。
主催団体「日本さくら祭り実行委員会」の日本側実行委員長は湯川博之・元駐ベトナム日本国特命全権大使、ベトナム側実行委員長はブー・カック・リエン・ベトナム日本文化交流協会長およびグエン・フー・ビン元駐日ベトナム特命全権大使。2007年から開かれており、日本への理解と両国の友好関係の促進を図っている。タンロン城跡での開催は初となる。