東京メトロ、南北線車両を8月からリニューアル
東京メトロは3月29日、南北線の9000系車両をリニューアルし、8月から順次運行開始すると発表した。
内装のリニューアルや搭載機器の更新をする。千代田線16000系で初めて採用した「並列同期/休止運転方式」の補助電源装置を導入して環境に対する負荷を低減する。同装置は消費電力が少ない場合に、2台のうち1台の電源を自動的に休止することでエネルギーロスを低減できる。
また、これまで2カ所に設置していたフリースペースを全車両に設置して、車いすやベビーカー利用客や大きな荷物の旅行客らの利便性向上を図る。車体内外装は、柔らかみのあるデザインに変更する。
南北線の車両のリニューアルは1991年の運行開始から初めて。
参考記事
東京メトロ、千代田線に新車両導入 省エネ運転方式を採用
(写真はイメージ)