産官学連携「北大発ベンチャー」設立支援制度 4月から開始
北海道大学は「北大発ベンチャー」設立支援制度を4月から開始する。同大産学連携本部内に、ベンチャー設立を考えている研究者や学生と支援機関とのマッチングを行う「創業デスク」を設置し、秋には「北大発ベンチャー認定制度」も制定する。
3月30日、キックオフとなる懇談会を開き、ベンチャー支援制度およびインキュベーション施設「北大ビジネス・スプリング」の説明をした。懇談会終了後の個別相談コーナーでは、学内研究者を中心に相談案件が6件あり、活発な意見交換がされた。
同支援制度は、同大産学連携本部の主催で、中小企業基盤整備機構が共催する。後援として経済産業省北海道経済産業局、北海道、札幌市、北洋銀行、東京大学エッジキャピタル、北海道ベンチャーキャピタルなど、将来的に北大発ベンチャーを支える機関が名を連ねている。
パネルディスカッション「生かせ! 大学のシーズ! ベンチャー起業指南」の様子
画像提供:産学・地域協働推進機構