東急が二子玉川でセグウェイツアーを試験開始
東京急行電鉄は5日、立ち乗り電動二輪車「セグウェイ」に乗って公道や公園敷地、河川敷を走る「セグウェイツアーin二子玉川」の試験運用を開始した。
セグウェイは重心移動によって動きを制御できる近距離用の乗り物で、日本では公道での使用は許可されていない。今回、同社とセグウェイジャパン(横浜市中区)が産業競争力強化法に基づく「企業実証特例制度」を活用して世田谷区での次世代モビリティの公道走行特例措置を受け、試験運用に至った。セグウェイを使った民間での規制緩和施策は日本初で、今夏を目処に有料ツアーでの一般参加を開始する予定。
ツアーは二子玉川駅周辺の公道や区立二子玉川公園、多摩川河川敷などで、インストラクターが誘導し、講習を受けたツアー客は6km程度のコースを約1時間で回る。ツアーは1日3回で週2回程度、計6回実施する。参加資格は普通自動車免許や普通自動二輪免許取得が必須。
(冒頭写真はイメージ)