トヨタ、MSと合弁会社 ビックデータ AIに活用

トヨタ自動車は4日、米マイクロソフトと共同で、トヨタ車およびレクサス車から得られるビッグデータを収集および解析し商品開発などへ活用する合弁会社「トヨタ・コネクテッド(TC)」の設立を発表した。1月、米国テキサス州に拠点を設立しており、2017年時点で約40人体制にする。

TCは、トヨタが昨年11月にシリコンバレーに設立した人工知能研究所(TRI)の研究などもサポートしていくとしており、自動運転技術や人工知能、ロボット研究などに活かすデータを収集・解析していく。

TCの事業範囲は、車載サービスやテレマティクスの車両関連や、自動車と家やIoTの接続、スマートシティへの活用など多岐に渡る。TCの社長兼CEOには北米トヨタのCIO(チーフ・インフォメーション・オフィサー)であるザック・ヒックス氏が就任する。同氏は「利用者の習慣や思考に応じたテレマティクスサービスや、運転パターンに合わせた保険料率モデルの構築、車両への道路状況や交通情報の提供など、さまざまな面で利用者の生活を豊かにしたい」と述べた。

 
(写真はイメージ)

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