理研が人工知能研究センター設置 センター長に41歳東大教授
理化学研究所は13日、文科省が進める人工知能研究プロジェクト(AIPプロジェクト)の研究開発拠点として「革新知能統合研究センター」を14日に設置すると発表した。同研究センター長は41歳の杉山将東京大学大学院教授で、省庁管轄研究機関のセンター長としては異例の若さでの就任となった。特別顧問に金出武雄カーネギーメロン大学教授が就任する。
AIPプロジェクトは、人工知能・ビッグデータ・IoT・サイバーセキュリティなどの最先端技術を統合した研究開発を行うプロジェクトで、高齢化などの社会課題解決、生物化学などサイエンス領域への適用などを目指す。
杉山氏は東京工業大学大学院情報理工学研究科で博士号を取得、同大学院准教授を経て2014年10月より現職の東京大学大学院新領域創成科学研究科の教授。
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