「オオグソクムシ入り煎餅」を限定発売 愛知・竹島水族館
竹島水族館(愛知県蒲郡市)は、同館で人気の展示生物「オオグソクムシ」に関連したみやげ品として、「超グソクムシ煎餅」を23日から同館限定で発売する。内臓を除去したオオグソクムシを粉末にして煎餅に混ぜ込んで製作したもので、地元企業3社と共同で開発した。
同館の小林龍二館長によると「くせがなく食べやすい味」で、「開発段階で、まずい方向にするか、おいしい方向にするかかなり議論したが、食べやすく何度でも手にしてもらいたいという意見が多かったため、おいしくする方向で開発を進めた」という。
オオグソクムシ型のパッケージに2袋入り(1袋50g)で、1箱1000円。通販はしない。
オオグソクムシは、ダンゴムシやフナムシの仲間にあたる等脚目スナホリムシ科。本州以南の150~600mの深海の海底に生息しており、体長10~15cmで、この仲間の中では日本最大となる。食用としての流通はしていない。竹島水族館では2013年2月に日本で初めて卵からのふ化に成功した。
【施設情報】
竹島水族館
愛知県蒲郡市竹島町1-6
TEL:0533-68-2059
FAX:0533-68-3720
http://www.city.gamagori.lg.jp/site/takesui/
営業時間:9:00-17:00