大学生の学習意欲を高めるための共同研究を開始 ベネッセ

ベネッセホールディングスは26日、大学生の成長プロセスの解明や学習意欲を高める要素の発見を目的とした研究開発を、関東学院大学と共同で行うと発表した。

学生へのインタビュー調査や試験、授業内のレポートなどの情報を用いた調査研究により、どのような支援や環境が必要かを明らかにし、提言としてまとめるとともに支援ツールのプロトタイプ開発も行う予定。共同研究では、大学教育の質向上に取り組んでいる関東学院大学が研究の場を提供し、ベネッセは大学調査実績に長けるベネッセ教育総合研究所や、年間20万人の大学生テストを行っているベネッセi‐キャリアが支援する形をとる。

ベネッセは同日に追手門学院大学とも共同研究を開始すると発表しており、同大学が昨年度より導入した、選抜でなく育成を目的とした入試手法「アサーティブ入試」の成果を検証するとしている。

政府が進める2020年の大学入試制度改革に向け、大学の変革ニーズが高まっている中、同社は複数の大学と共同研究を通じて教育の質向上を目指す。

 
(写真はイメージ)

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