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ノーベル賞・梶田教授が高校生向けニュートリノ解説 東大が動画公開

東京大学は25日、2015年にノーベル物理学賞を受賞した梶田隆章特別栄誉教授による、約5分間の高校生向けの解説動画「ニュートリノ 小さな素粒子の大きな役割」を公開した。

梶田教授は同賞を「素粒子ニュートリノが質量を持つことを示すニュートリノ振動の発見」の業績で受賞。動画では、ニュートリノが身近では太陽などで発生し、掌の大きさの面積に約10兆個注がれているが、極めて小さいために透過してしまうこと、それを観測するために巨大な観測装置が必要ということ、ニュートリノに質量があることを示すことで宇宙の歴史を紐解くために重要な役割があることなど、約5分でわかりやすく解説している。同大は「素粒子の世界って難しいな、と感じている方も、是非一度ご覧ください」とコメントしている。

解説動画「ニュートリノ 小さな素粒子の大きな役割」

 
(画像:東京大学宇宙線研究所特設サイトより)

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