関東唯一のイロワケイルカ 八景島シーパラダイスに登場
横浜八景島シーパラダイスでは、白と黒の鮮やかな体色が特徴のイロワケイルカの展示が、10日からスタートする。八景島シーパラダイスとしては初、関東では現時点で唯一の展示となる。
宮城県の仙台うみの杜水族館からメスの「サクラ」(5歳)、三重県の鳥羽水族館からオスの「スカイ」(2歳)の2頭が、シーパラダイス内にあるイルカがテーマの水族館「ドルフィンファンタジー」の円柱水槽へ移される。太陽の光に包まれた幻想的な海を泳ぐ姿を見ることができる。
現在日本国内で飼育されているイロワケイルカは9頭のみで、全国3カ所の水族館でしか見ることができない。今回3館が協力した目的の一つが、イロワケイルカの持続的に繁殖する。今後八景島シーパラダイスが保有する飼育施設を活用し、希少種の保護と繁殖を進めていく。
イロワケイルカは体長1.5m、体重40~65kg程度の小型イルカ。体色は白と黒にはっきりと分かれている。活発な性格で、さまざまなものをおもちゃにして遊ぶ。
(画像提供:八景島シーパラダイス)