瓶類購入に武器携帯許可証発行を導入 ドイツ・ザクセン州
ドイツ・ザクセン州では、将来的に、瓶類を購入する際に武器携帯許可証の提示を義務付けることになった。6月3日付のシュピーゲル・オンライン版が報じた。
ザクセン州のアルンスドルフ参事会は、「ビール瓶は割ったととたんに危険な凶器になる」として、瓶類の危険性を指摘。ガラス瓶に入ったビールやワイン、または清涼飲料水の購入に対して小型武器携帯許可証を発行し、これの提示を義務付けることで治安悪化防止を目指すとしている。
この決定に対し「キュウリのピクルスの瓶も武器携帯許可証がないと買えないのか?」との論議が持ち上がったが、同問題の作業部会では、「ピクルスの瓶は使い勝手のよい凶器にはなり得ない」として、「対象外」との判断を下している。