数学検定1級に13歳で最年少合格記録
日本数学検定協会(東京都台東区)が4月17日に実施した実用数学技能検定(数学検定)の個人受験で、大学程度の学力を要する1級に13歳の受験者が最年少記録をぬりかえて合格した。1級の合格率は7%で、これまでの最年少合格者は14歳だった。
その合格者は同協会に対して「1級ともなると見直しをする時間がなく、提出後にミスに気付きました。そのため『合格している』という絶対の自信は持てず、不安もあったため、合格だとわかったときは本当に嬉しかったです。これからも積極的に数学のイベントやコンクールに参加していきたいです」とコメントしている。
1級の技能の検定の内容は解析、線形代数、確率統計、コンピュータ・アルゴリズム、自然科学への数学の応用など。同検定の個人受検は年3回、全国で実施。毎回1万人以上が受検しているが、今回は初めて2万人を超える受験者数があった。次回の申し込み締め切りは6月21日で、公式サイトなどから申し込みが可能。
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