NISA口座総数が1000万を突破 60歳代が最多

金融庁が8日に発表した、2016年3月末時点でのNISA・ジュニアNISA口座の開設・利用状況調査結果によると、口座総数が1012万809口座(前年12月末比2.5%増)となり、初めて1000万口座を突破したことが分かった。

NISA口座数を年代別比率でみると、60歳代が26.1%(264万2539口座)と最も高かった。続いて、多い順に70歳代19.3%(195万4893口座)、50歳代17.0%(171万7492口座)、40歳代14.8%(149万2935口座)、30歳代9.9%(100万5123口座)、80歳代以上8.4%(84万7592口座)、20歳代4.5%(46万235口座)となった。また、ジュニアNISA口座数は、7万8168口座だった。

NISA(少額投資非課税制度)は、2014年1月に開始。今年1月から制度が変わり、年間投資額の上限が100万から120万に拡大された。ジュニアNISAは、子どもや孫の将来に向けた資産運用のための制度で、4月から投資がスタートした。対象は日本に住む0~19歳の未成年者で、親権者等が代理で資産運用を行うことができる。

(写真はイメージ)

 
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