ソフトバンクと大阪府池田市、子育てや高齢者支援で包括協定へ
ソフトバンクは15日、大阪府池田市と子育てや高齢者、障がい者支援などにおける市民サービス向上に向けて包括協定を締結したと発表した。
同社は、池田市が6月から提供している子供の成長を生涯にわたって記録できる電子サービス「e-Ikeda_s(イーイケダス)」の企画開発に携わってきた。今後は2017年度の本格サービス提供開始に向けて、サービス拡充などに共同で取り組んでいく。
イーイケダスは子供の成長をスマートフォンで記録できるサービス。身長や体重を入れると自動でグラフ化し、質問に対して現在の子供の様子を回答すると、成長に合わせた子育てのヒントなどを返答してくれる。また、2歳以下の子供がいる利用者には、同社のベビーモニターを無料でレンタルし、乳幼児の見守りサポートをする。
8月からは池田市が同社の募金プラットフォーム「かざして募金」で寄付の受付を開始。この寄付は、募金された金額と同額をソフトバンクが、2倍の金額を池田市が拠出して、募金額の計4倍を子育て、高齢者、障がい者支援などに取り組む公益活動団体の活動に充てるというもの。
池田市が目指す「教育日本一のまち」の実現に向けて、教育分野でも連携を進めていくという。
画像提供:大阪府池田市