リクルート進学総研が14日、高校生の大学選びの動向に関する「進学ブランド力調査2016」の調査結果を発表した。全体で、関東エリアの高校生の「志願したい大学」は8年連続で明治大学が1位、関西エリアでは9年連続で関西大学、東海エリアでは名古屋大学が3年ぶりに1位となった。
「志願したい大学」ランキングを男女別にみると、関東エリアでは男子が昨年に引き続いて1位は明治大学。女子は早稲田大学で調査開始以来初の1位になった。東海エリアでは、男子で名古屋大学が4年ぶりに1位、女子では愛知県立大学が調査開始以来、初めて1位となった。関西エリアでは、男女ともに関西大学が1位となった。
また、大学のイメージ項目別ランキングでは、「国際的なセンスが身につく」大学の1位はそれぞれ、関東エリアでは上智大学、東海エリアは南山大学、関西エリアは昨年に続いて関西外国語大学がランクインした。「おしゃれな」大学は、関東・東海エリアで青山学院大学、関西エリアで慶應義塾大学と関東圏の大学が昨年に引き続いて1位を占めた。
同調査の対象は、関東・東海・関西の3エリアの高校に通っている2017年3月卒業予定者（調査時高校3年生）計7万4000人、各エリアの調査対象校数は、関東303校、東海208校、関西254校。2008年の調査開始から今年で9回目となる。
（写真はイメージ）
