熱中症対策への活用に期待 「環境センサー」を発表 オムロン
オムロンは、モノをインターネットでつなぐIoT(Internet of Things)専用の無線センサーで室内環境を測定できる「環境センサー」を、15日より発売開始した。IoT関連企業向けに販売し、新サービス創出を図る。
同センサーは、温度、湿度、気圧、照度、紫外線、音圧、加速度の7つの環境情報を計測できるセンシング機能と、無線通信機能とバッテリーを搭載。縦46mm×横39mm×厚み14.6mmの小型パッケージで、設置した周辺環境の状況をリアルタイムに収集することができる。
7つの環境情報を計測できる「環境センサー」
自宅の各部屋の温度や湿度などをリアルタイムで確認でき、エアコンとつなげることで部屋の環境を遠隔で調整したり、自動的に一定に保ったりできる。
また、同社はニフティと提携し、環境センサーを活用したスマートフォンアプリをリリースすると発表した。各種センサー情報を取得し、それをもとに計算された「不快指数」や「熱中症指数」などの情報をアプリ内に表示。利用者が自分の環境をコントロールすることができるようにする。
環境センサーで取得した情報をスマートフォンアプリに表示
環境センサーで利用者の状況をいつでもどこでも把握できる
画像提供:オムロン
(冒頭の写真はイメージ)