夏の生活スタイル変革、朝型勤務で家族や友人と過ごす夕べ
山本厚生労働副大臣は、4月27日、日本商工会議所と全国中小企業団体中央会に対し、「夏の生活スタイル変革」を民間企業にも周知啓発するよう要請した。夏の期間、働く人が「朝型勤務」や「フレックスタイム制」を活用して朝早く出勤し、夕方には家族などと過ごせるよう促す。
「夏の生活スタイル変革」は、安倍内閣が推進する「働き方の改革」(日本再興戦略改訂2014)の1つ。「昼が長い夏は、朝早くから働き、夕方からは家族や友人との時間を楽しむ。夏の生活スタイルを変革する新たな国民運動を展開します」と、安倍首相が2月27日国会の施政方針演説で発表した。
これを受け、3月27日、内閣人事局は、7月と8月のワーク・ライフ・バランス強化月間として朝型勤務と早期退庁などの取り組みを推進するよう全省に求め、総務省も各都道府県知事などに同じ取り組みの推進を求める通知をした。安倍首相は、同日の閣議において、民間企業にもこの取り組みが浸透するよう厚生労働大臣に周知を指示しており、今回の要請が行われた。