国際生物学オリンピック 日本の高校生が金1・銀3獲得
文部科学省は、今月ベトナムで開催された「第27回国際生物学オリンピック」に参加した日本代表4人全員がメダルを獲得したと発表した。宮崎西高校2年の外山太郎くんが金メダルを獲得したほか、3人が銀メダルを獲得した。日本は10年連続で参加者全員がメダルを獲得したことになる。
同大会は17~23日にベトナムの首都ハノイで行われ、68カ国・地域から263人の生徒が参加した。参加者は実験問題と理論問題に挑戦。成績上位者10%に金メダル、20%に銀メダル、30%に銅メダルが贈られた。生物学に関心を持つ高校生等を対象としたコンテストで、次世代の科学者の育成、各国の生物教育の向上などを目的としている。
日本は2005年の第12回から参加しており、毎年4人の選手を派遣している。また生物学だけでなく、数学、化学、物理、情報、地学、地理などさまざまな分野の科学オリンピックが行なわれており、それぞれ日本代表の生徒が派遣されている。
(写真はイメージ)
参考記事
数学と物理の国際オリンピックで日本人高校生全員がメダル獲得(2016/07/23)