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科学人材育成スーパーサイエンスハイスクール 香住丘高校が最優秀賞

文部科学省は12日、今年度のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)生徒研究発表会で、福岡県立香住丘高校に文部科学大臣表彰を授与するなど、延べ44校に表彰を行ったと発表した。研究発表会では、SSH指定校及び過去に指定経験のある学校202校の生徒がポスター発表に参加。選出された6校の代表校の生徒が全大会で口頭発表した。

SSH校制度は、同省により2002年度から始まった取り組み。将来の国際的な科学技術分野で活躍できる人材を育成するために、先進的な理数系教育を実施する高等学校などをスーパーサイエンスハイスクールとして指定して支援するもの。今年度は200校の高校を対象に支援を実施している。同研究発表会は、文部科学省と科学技術振興機構(JST)の主催で生徒に研究成果を発表する機会を提供し、SSHの成果を広く普及することを目的として2004年度から開催している。

主な表彰と発表テーマは以下の通り。

○文部科学大臣表彰(1校)
福岡県立香住丘高等学校「水平軸回転飛行物体の飛行性能の向上に関する研究 ―風力発電機への応用を目指して―」

○国立研究開発法人科学技術振興機構理事長賞(2校)
兵庫県立加古川東高等学校「小翼を応用した新しい風車のデザイン」
兵庫県立神戸高等学校「プラナリアの記憶と再生」

○審査委員長賞(3校)
東京都立多摩科学技術高等学校「ピンクに染めたらエネルギーへ~未利用資源の有効利用と木質バイオマスの高効率化~」
山梨県立韮崎高等学校「濃硫酸と希硫酸の境目はどこにあるのか」
横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校「飼料化へ向けた油分解微生物の分離」

(写真はイメージ)

 
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