海外在住者がもらってうれしいお土産 韓国編(1)

 書き手の個人的な嗜好と独断と偏見に基づいた「海外在住者が日本からもらってうれしいおみやげ」についてのご紹介と考察、ということで今回は韓国在住中の私(女性)がお届けします。

 日本のお隣の国、韓国。同じアジアで、言語の共通点なども何気に多いこの国ですが、やはり、外国で、日本にはないものも多いのが事実なのです。実際に住んでみて、もらってうれしいお土産をご紹介します!

まずは……
「醤油」です。
 日本の醤油と韓国の醤油では味が違います。日本の味を出そうと思ったら、断然キッコーマンの醤油です! 大型店では売っていますが、日本の倍ぐらい高い……。ちなみに醤油の仲間? ともいえるめんつゆも、煮物料理にも使えてとても重宝します。

お次は「麺類(ラーメン以外)」です。
 インスタントラーメンや、うどんと呼ばれるものはこちらにもあるのですが、うどんでも讃岐うどんのような太い麺や、ラーメンでも生麺は見かけたことがありません。おそばもない。ラーメンは辛ラーメンのような辛いものばかり……。時々、とんこつラーメンや、ざるそばを食べたくなります。

そして、「梅干」。
 梅干、ありません。日本好きの韓国人でも、梅干は苦手という人が多いようで。あ、ちなみに納豆は似た味噌がありますが。

続いて「紅茶」。
 ○○茶、というのは多いのですが、いわゆる「紅茶」の種類は少なく……。遊びに来る友人にはトワイニングのティーパックや、アフタヌーンティのフレーバーティをいつも所望しています。LUPICIAも大歓迎! 持ち運びにも軽いので、おみやげに喜ばれるのではないでしょうか。

お次は「あられ、せんべい」。
 スナック類は日本のお菓子と似たものがあります。ちょっと面白いと感じたのは、雷おこしのような健康的? なお菓子も種類が多いこと。しかし、醤油系のものってないんですよね……。緑茶は韓国にもあるので、緑茶のお供としてのあられやせんべいはうれしい。

 いろいろとあげてきましたが、これもほんの一部。現地に住む日本人として個人的に感じているリアルな声です。昨今のニュースとして記憶に新しいところですが、ユネスコ無形文化遺産にも登録された和食は、海外に出てみるとあらためてその魅力を感じます。当たり前だったものがこんなにも愛おしく(笑)懐かしく感じるとは、思ってもいませんでした……。