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【コラム】モダン・ギリシャ料理を楽しむ 銀座THE APOLLO

お盆休みの最終日、残暑の中、筆者が銀座に降り立ち向かったのは、今年の3月31日にオープンした東急プラザ銀座。この商業施設は、江戸の硝子技術と西洋のカット技術の融合で生まれたといわれる伝統工芸品「江戸切子」をモチーフに取り入れた外観デザインが特徴で、銀座の街の新たなランドマークとなっている。

江戸切子の外観を眺めながら中に入る。今日の目的地は、11階にあるモダン・ギリシャ料理APOLLOだ。

ギリシャ料理は、イタリア料理やモロッコ料理などと共に、地中海の食事として2010年にユネスコ世界無形文化遺産として登録されている。オリーブオイル、穀物、果物や野菜、適量の魚と乳製品、多くのスパイスと調味料で構成されるのが特徴だ。APOLLOは、オーストラリア・シドニー出身のシェフが、ギリシャ料理をモダンにアレンジしたレストラン。東京プラザ銀座のオープンと同時に日本の第一号店を開いたそうだ。店内に入ると、広々とした空間とシンプルな内装、窓からは銀座の街が一望できる。

【コラム】モダン・ギリシャ料理を楽しむ 銀座THE APOLLO
高い天井の広い店内

今回筆者が注文したメニューは平日ランチメニュー(1900円)。イエローエンドウ豆のディップ、アポロオリジナルピタブレッド、ひな鳥のBBQ グリークスタイル、ベビーポテトのロースト ガーリックハーブの香り、コーヒーなど。

【コラム】モダン・ギリシャ料理を楽しむ 銀座THE APOLLO
エンドウ豆のディップとピタブレッド

【コラム】モダン・ギリシャ料理を楽しむ 銀座THE APOLLO
ベビーポテトのロースト

エンドウ豆のディップは、外観はイスラエルで食べたことのある「フムス」に見えたが、豆の種類が異なるからか、味はポテトに似ていた。ひな鳥のBBQは爽やかなカレー風味で、食欲をそそる。ポテトは、一つ一つは小さいが山盛り運ばれてきた。今回のコースは、一番量の少ないコースだったのだが、これだけで満腹になった。

偶然一緒に行った友人が誕生日だったのを知り、直前にお願いをしたところ、快くバースデープレートのサービスを提供してくれるホスピタリティもアポロの魅力。デザートはサクサクふわふわのレモンの風味を活かしたメレンゲの、アポロオリジナルレモンパイを注文した。パチパチと光る花火と共に、スタッフが盛大に運び、ハッピーバースデーと拍手でお祝いしてくれ、友人の喜ぶ顔を見ながら満ち足りた気持ちになった。

【コラム】モダン・ギリシャ料理を楽しむ 銀座THE APOLLO
メレンゲのアポロオリジナルレモンパイ

 
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