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全車両に完全自動運転車適応ハードウェア搭載へ テスラモーターズ

自動車メーカーの米テスラモーターズは19日、今後生産するすべての車両に対して、完全自動運転車の実現に適応したカメラやセンサー、レーダー、最新のコンピュータなどを搭載すると発表した。

車から最長250mまで360度の視界を捉える8台のサラウンドカメラや、遠方の物体まで感知できる12個の超音波センサー、豪雨や霧、塵だけでなく前方の車も見通して視界を確保することができる最新のレーダーが搭載される。これらのデバイスから取得した情報を新型の車載コンピュータで管理し、周囲の状況と、次に起こり得ることの予測が可能となる。

同社は、既存の車両に自動運転モード(オートパイロットモード)を搭載しているが、その走行距離は、すでに2億2000万マイル(3億5500km)に達しているとのこと。この走行データと今後搭載される最新ハードウェアを活用して、完全自動運転車の実現を早急に目指す。

全車両に完全自動運転車適応ハードウェア搭載へ ステラモータース
公道を走るテスラ車、運転手はハンドルを握っていない

全車両に完全自動運転車適応ハードウェア搭載へ ステラモータース
運転手が降りたあとに駐車場を探すテスラ車

全車両に完全自動運転車適応ハードウェア搭載へ ステラモータース
搭載したリアカメラを使って自動で縦列駐車するテスラ車

画像提供:米テスラモーターズ

 
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