感染性胃腸炎が都内で流行 東京都が警報

東京都内でノロウイルスなどの感染性胃腸炎が流行しているとして、東京都が24日、流行警報を出した。手洗いを徹底して感染予防するよう呼びかけている。

現在、警報レベルにあるのは中央区、台東、江東区、品川区、目黒区、大田区、中野区、荒川区、足立、葛飾区、江戸川、八王子市で、発生件数は東東京エリアで特に多くなっている。例年より流行開始が早く、都内で警報レベルに達したのは2013-14年の流行シーズンから3年ぶり。流行初期における発生件数も、都内で流行した12-13、13-14年シーズンと近い伸び率で推移している。

予防するには、一般的な食中毒の予防方法を励行するとともに、ウイルス性のものの場合は手洗いの励行、患者との濃厚接触を避けること。また、いずれの病原体に対しても、集団内や家庭内での二次感染防止策を講じることが重要だ。

なお、集団感染の報告が全国で相次ぎ、東京都以外にも鳥取県など警報や注意報を発令する自治体も増えているため、全国的に注意が必要となっている。

(写真はイメージ)
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