2016年生まれの赤ちゃんの名前 男の子「蓮」、女の子「陽葵」が1位
ベネッセコーポレーションは1日、今年生まれた赤ちゃんの名前に関する調査「たまひよ名前ランキング」を発表した。男の子の名前は「蓮」(昨年3位、主な読み「れん」)が6年ぶりに1位になり、女の子の名前は「陽葵」(昨年5位、主な読み「ひまり」)が初めての1位となった。
同社は、「東京オリンピックの開催が近づいていることや、リオデジャネイロオリンピックでの日本選手の活躍を受け、未来への明るい期待や力強さ、日本らしさを意識した『蓮』『大翔』『陽葵』『さくら』などの名前が上位になっているかもしれない」と近年の傾向を分析。また、「蓮」は「しっかりと根を張り、流れに左右されない強さが人気の理由」、「陽葵」は「まっすぐ空に向かって美しい花を咲かせるヒマワリになぞらえ、明るい子に、という願いが込められている」としている。
名前トップ10は以下の通り。
使われた漢字トップ10は次の通り。
男の子は「太」「翔」「大」が8年連続トップ3、女の子は「菜」が2年連続1位となった。
名前の読みのトップ10は以下の通り。
男の子の「はると」は8年連続でトップとなった。
近年の傾向として、同じ読みの名前でも、漢字の組み合わせが多様化しているという。同社は「漢字にお子さまへの想いを込め、個性を表現する傾向が強くなっているとも考えられる」と分析している。
同調査は、ベネッセの妊娠・出産・育児ブランド「たまひよ」の直販商品を利用した顧客の子どものうち、2016年1月1日~10月31日に生まれた赤ちゃんを対象としたもので、1万8029件の回答を得た。
参考記事
2015年 赤ちゃんの名前「悠真」「葵」が1位 日本風ネーム上昇(2015/12/06)
(冒頭の写真はイメージ)