アマゾンが「動く商品棚」を国内拠点で初導入
アマゾンジャパン(Amazon Japan)は6日、国内13カ所目の新物流拠点「アマゾン川崎FC(フルフィルメントセンター)」にて、日本国内では初導入となる自動倉庫「アマゾン ロボティクス(Amazon Robotics)」を公開した。
アマゾンロボティクスとは、米国ではすでに導入が進む「動く商品棚」のことで、「従業員が棚に商品を取りに行く」のでなく、「必要な商品が入っている棚が従業員の元へ来る」仕組みを実現。可動式の商品棚と、商品棚の下に潜り込み動かす「ドライブ」と呼ばれるロボットで構成されている。この棚の導入により、入荷時の棚入れおよび、注文商品の棚出しの工程が効率的に行われるようになるという。
アマゾンジャパンのジェフ・ハヤシダ社長は、「『地球上で最もお客様を大切にする企業であること』というビジョンに基づいて、引き続き物流体制の強化に努め、快適なオンラインショッピング体験を提供したい」とコメントしている。
「Amazon Robotics」(可動式の商品棚とドライブ)(画像提供:アマゾン)
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