飯能で北欧&ムーミンの世界を体験! 「メッツァ」が来秋からオープン
フィンテックグローバルとムーミン物語は6日、北欧のライフスタイルやムーミンの物語の世界を体験できるテーマパーク「メッツァ(metsä)」を埼玉県飯能市の宮沢湖を中心としたエリアに開業すると発表した。また同日に公式サイトも開設した。
メッツァは2つのゾーンで構成され、1つは北欧のライフスタイルを体験できる「メッツァビレッジ」(2018年秋開業予定)と、『ムーミン』の物語をテーマとした「ムーミンバレーパーク」(2019年春オープン予定)がある。
メッツァとは、フィンランド語で「森」という意味の言葉。「北欧時間が流れる森と湖での体験を通じて、こころの豊かさの本質に気づき、日常生活へと持ち帰れる場所」をコンセプトとし、「体験」に着目したテーマパークだ。
「メッツァビレッジ」には、宮沢湖畔の豊かな自然を身近に感じられる施設やアクティビティ、地元野菜や工芸品を扱うマーケット、またフィンランド名物のサウナを全室に備えた宿泊施設やグランピング施設が計画されている。メッツァビレッジは入場無料。気軽に足を運ぶことができる、地域に開けた公園の機能を持ったゾーンとなる。
もう1つのゾーン「ムーミンバレーパーク」では、ムーミン一家が暮らすムーミン屋敷をはじめとした物語に登場する灯台や水浴び小屋などの施設がつくられムーミンの物語を追体験できるほか、ショー形式のアトラクションも展開。ムーミン一家とその仲間たちにも会うこともできる。また、オリジナル商品を扱うギフトショップやレストランなども計画されている。ムーミンバレーパークは有料エリアで、料金等の詳細は今後発表される。
「ムーミン」の世界を体験できるアトラクションやショーを実施予定
今回の開業に際し、ムーミン物語の原作者トーベ・ヤンソンの姪であるソフィア・ヤンソン氏は、ビデオメッセージで「パークの誕生が待ち遠しく、ムーミン谷の雰囲気を味わえる日を楽しみにしています」と語った。
記者発表会に特別ゲストとしてムーミンたちが登場。大久保勝 飯能市長(左)、フィンテックグローバル 玉井信社長(中央)、ムーミン物語 ロバート・ハースト社長(右)と共に
画像:©Moomin CharactersTM