古代魚ダンクレオステウスの頭骨模型を展示 岡山・カブトガニ博物館

古代魚ダンクレオステウスの頭骨模型を展示 岡山・カブトガニ博物館

カブトガニ博物館(岡山県笠岡市)では、古代魚「ダンクレオステウス」の頭骨の化石の模型を10月末から展示している。この模型は地元の企業から寄付されたもの。
同館は、世界で唯一のカブトガニをテーマとした博物館で、絶滅危惧種であるカブトガニの保護に努めている。国指定天然記念物カブトガニの繁殖地である神島水道を望む位置にあり、カブトガニをイメージしている建物外観が特徴。

ダンクレオステウスは「甲冑魚かっちゅうぎょ」と呼ばれるグループに属し、体長は10mにも達したと言われる。デボン紀の魚類では最大級の魚。頭骨の大きさは長さ1.1m、幅90cm。頭部と肩や胸のあたりは 鎧のような骨性の板で被われているが、体の後半部は軟骨性であったことから、ダンクレオステウスは頭骨部分のみ化石で発見されている。

古代魚ダンクレオステウスの頭骨模型を展示 岡山・カブトガニ博物館

【施設情報】
カブトガニ博物館
岡山県笠岡市横島1946-2
TEL:0865-67-2477
https://www.city.kasaoka.okayama.jp/site/kabutogani/
開館時間:9:00-17:00(月曜・年末年始休館)

画像提供:カブトガニ博物館

 
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