パナ、ベルリン・フィルの演奏を高画質・高音質で配信へ
パナソニックは1日より、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と技術開発での協業を開始した。自宅や車内で、コンサートホールでのライブ体験を実現することを目指す。
同社が持つ4K・HDR・ハイレゾといった映像・音響技術を活用して、ベルリン・フィルのホールおよび映像スタジオに最先端の放送用カメラやミキサー、モニターなどの機材を2017年7月から納入。これらを用いて撮影・編集した高品位なコンサート映像を、インターネット上でストリーミング配信する。
ベルリン・フィルのコンサート映像を有料ストリーミング配信する「デジタル・コンサートホール」には、すでに400本以上のコンサート映像と1000曲を超える楽曲がアップされている。また、教育プログラム映像やベルリン・フィル関連のドキュメンタリー映像、250本を超えるアーティスト・インタビューが視聴でき、楽団はインターネットを活用した先進的な活動を進めていた。
パナソニックはさらに、ベルリン・フィルのメディア関連子会社であるベルリン・フィル・メディアの知見も合わせて、演奏者の意図を忠実に再現した映像・音響関連技術も開発するという。
(画像はイメージ)