世界の若者達のオリンピック「夏季ユニバーシアード大会」開幕 韓国
3日、世界の若者達の祭典であり大学生の総合競技大会、2015夏季ユニバーシアード大会が韓国の光州ユニバーシアードメイン競技場で開幕式を迎え、14日まで10日間の長い道のりに入った。
同大会の開幕式は「U are Shining(若さが未来の光だ)」というテーマでの大会前公演、公式行事2部、文化公演4部に分けて進められた。4万人あまりの観衆達が客席を埋める中、大会前公演では韓国伝統芸能の農楽とレクレーションに続き、6年間準備してきた光州ユニバーシアード大会を祝う映像が上映された。エアーショーの後にはスポーツ界の未来を担う若手選手たちと共にユニバーシアード大会出身の金メダリストであるファン・ヨンジョが国旗を持って入場。K-POP、国楽等、多様なジャンルの公演と共に、光を用いたパフォーマンスが繰り広げられると、メイン競技場は華やかな光のスペクトラムに包まれた。アフガニスタンから始まった選手団の入場では、観客たちが手を振って選手団を歓迎した。
クロード・ルイ・ガリアン国際大学スポーツ連盟(FISU)会長は、式辞で「すでに2度の大会を開催した韓国は、私たちにとってわが家のようなところ」だと話した後、「今回のユニバーシアード期間中、共に野心を抱いてみよう。互いに競争するのではなく、一緒に競争した時に本当の勝利を得ることができる。今日はチャンピオンになり、未来にはより良い世の中を作るリーダーになってほしい」と参加者たちに投げかけた。続いて、パク・クネ大統領による「韓国・光州にて、世界の若者たちが共にする第28回光州夏季ユニバーシアードの開会を宣言する」という開会宣言によって、大会が本格的に始まった。
光州ユニバーシアード大会は全世界から約1万3000人が参加し、光州と全羅南道・北道、忠清北道など、69カ所の競技・訓練場で21種目が執り行われる。世界の青年たちが創り出すスポーツ文化の祝典は14日の閉会式を最後に幕を閉じる。