KDDI、富士山保全協力金の支払いでモバイルバッテリーを無償配布
御殿場市、富士山ツーリズム御殿場実行委員会、KDDIは16日、富士山保全協力金を支払った登山者先着1000名に対して、スマートフォン用のモバイルバッテリーを無償配布すると発表した。配布期間は7月18日~9月10日。
富士山保全協力金は、五合目から山頂まで登る登山者を対象に徴収しているもので、基本額は1000円。2013年6月の世界文化遺産登録後の登山客の増加に伴い、環境保全や登山者の安全対策等のために、2014年から実施されている制度だ。
KDDIは、富士山保全協力金の徴収増と登山者の携帯電話の電池確保を目的として、モバイルバッテリーの無償配布を行うこととした。これはAndroidスマートフォンおよびLightningコネクター対応のiOS端末に対応しており、スマートフォンを1回フル充電できる程度の容量のもの。
五合目からでも登頂まで時間がかかる富士登山では、バッテリー切れの可能性も高い。山頂での記念撮影や万一の際の通信手段としてスマートフォンの電池を確保して、安全に登山を楽しみたい。
(写真はイメージ)