花便り~レンギョウ
枝いっぱいに黄色い花をつけるレンギョウ。よく見ると、一つひとつの花は可憐だ。
原産は中国といわれるが、日本、朝鮮半島、東ヨーロッパにも分布している。日本では古くは「
レンギョウと呼ばれるものは、主に普通のレンギョウ、シナレンギョウ(支那連翹)、チョウセンレンギョウ(朝鮮連翹)の3種類が知られている。花の形などで区別されるが、見分けるのは難しい。
春に咲かせる黄色い花の後には夏から秋に実ができ、その実は古くから漢方薬として利用されてきた。解熱、消炎、利尿や鎮痛などの薬効がある。
希望にあふれ、期待に胸膨らませる春。黄色い花に元気をもらえそうだ。
花言葉:希望、集中力、情け深い、とまどい、期待
レンギョウ(連翹):モクセイ科レンギョウ属の落葉低木