訪日外国人消費が307%増 百貨店売上高は3カ月連続プラス

21日に日本百貨店協会(JDSA)が発表した6月百貨店売上高概況によると、店舗数調整後の全国の百貨店売上高は前年同月比0.4%増の4879億円で3カ月連続のプラス、訪日外国人売上高は前年に続き最高を更新する307.1%増となった。

全国百貨店売上高は、6月は梅雨前線が活発で西日本を中心に降水量が多く気温も低めに推移、休日も前年に比べ1日少なく厳しい条件であったものの、東京や大阪など売上の多いエリアは好調に推移し3カ月連続増加した。

訪日外国人売上高は、中国の端午節(6月20~22日)による大型連休で家族連れの来日が増えたことに加え、東南アジア諸国連合(ASEAN)諸国からの来店客も好調で、購買客数は276.5%増、売上高も前年に続き過去最高を更新する307.1%増を記録した。

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