国立公園と生物多様性について考える 5月13日にシンポジウム開催

「生物多様性と持続可能な観光シンポジウム」開催 環境省

環境省は5月13日、「生物多様性と持続可能な観光シンポジウム~国立公園のインタープリテーションを考える~」を開催する。国連の国際生物多様性の日(5月22日)に合わせた企画で、これからの国立公園や、自然・文化・歴史(遺産)を分かり易く人々に伝えるインタープリテーションについて考える機会として、専門家らによる講演やパネルディスカッションが開かれる。

プログラムの第1部は、米国立公園局レンジャーや筑波大学教授からの基調講演など、米国や日本国内からの報告がある。第2部では第1部の講演者に加えて広島修道大学、環境省、国連大学の職員によるパネルディスカッションが行われる。

国際生物多様性の日には、生物多様性についての普及啓蒙活動が奨励されている。今年は国連が定める「持続的な観光国際年」であるため、「生物多様性と持続可能な観光シンポジウム」がテーマとなっている。

場所は東京都渋谷区の国連大学エリザベス・ローズ国際会議室、時間は13~17時で参加費は無料。

環境省では現在、政府の「明日の日本を支える観光ビジョン」に基づき「国立公園満喫プロジェクト」を実施している。先行的に取り組みを推進する8カ所の国立公園を選定し、2020年までに訪日外国人の国立公園利用者数を1000万人にするという目標を掲げている。

(写真はイメージ)

参考記事
国立公園の魅力を発信! 訪日外国人向けに国内8カ所で取り組み開始 環境省(2017/01/26)
 
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