青森「弘前さくらまつり」7日まで 遅咲きの桜が見頃
青森県弘前市の弘前公園で開催中の「弘前さくらまつり」では、遅咲きの桜が見頃を迎えている。
連休後半初日の3日には多くの地元の人たちや観光客が訪れ、園内はどこもにぎわっていた。現在、弘前城では約100年ぶりとなる大規模な石垣の解体修理中で、天守が従来の場所から大きく移動している。そのため、本丸に設置された展望デッキからは、本来であれば同時には見ることができない、弘前城天守とヤエベニシダレと岩木山の3つを同時に一望できる。
今年ならではの景色を目の前に、カメラを持った観光客らは「これは珍しい」「絵葉書みたいにきれい」と口々に歓声を上げながら写真を撮っていた。さくらまつりは7日まで。
葉桜に変わりつつある西濠沿いの桜のトンネル。風が吹くたびに花吹雪が舞う(3日撮影)
濠に落ちた花びらが集まる、ピンク色の絨毯のような光景(3日撮影)