日本の子どもの数36年連続で減少 総務省
4月1日時点での15歳未満の子どもの人口は1571万人で、36年連続の減少となり、過去最低を更新したことが4日付の総務省統計局の発表から明らかになった。
日本の子どもの人口は、前年の1588万人と比べて17万人少ない1571万人で、1982年から36年連続減少し、過去最低となった。また、総人口に占める子どもの割合は12.4%で、1975年から43年連続で低下。1997年以降は60歳以上の人口の割合を下回っている。
都道府県別にみると、前年と比べて子どもの数が増加したのは、1万2千人増の東京都のみで、他の46道府県では横ばいまたは減少となった。人口に対する子どもの割合は、沖縄県が17.2%と最も高く、秋田県の10.3%が最も低かった。
日本の子どもの割合(12.4%)は海外と比べても低く、アメリカが19.0%(2015年7月)、中国が16.6%(2016年12月)、韓国が13.4%(2016年7月)、ドイツが13.2%(2015年1月)などとなっている。