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子ヤギ2頭に学生証付与 東北工業大学でメーメー式(命名式)

東北工業大学(宮城県仙台市)の長町キャンパスで25日、6月から飼育されている子ヤギ2頭のメーメー式(命名式)が行われた。命名は「工大ヤギプロジェクト」として募集し、180件の応募の結果、白ヤギ(オス)に「もち太郎」、黒ヤギ(メス)に「あん子」と命名され、当日付で学生証も発行された。2頭は今後、除草剤を使わずヒツジやヤギに食べさせて除草する「エコ除草」を自ら実習していく。

同大が動物を飼育し、人間以外に学生証発行するのは初の試みで、除草と学生・教職員への癒し効果が目的。建築専攻の学生による「ヤギの家建設プロジェクト」がヤギ小屋を建築し、有志学生による「工大ヤギプロジェクト」が世話をしている。「まだ子供のヤギということもあり、除草実習の実績は十分なものではないが、癒し効果については大いに提供してもらっている」(同大広報)という。

建築専攻の小屋建築のほかにも、今後もヤギにちなんだ商品開発研究やビジネス研究など、2頭は学生の研究題材としても活躍が期待されている。

白ヤギのもち太郎と黒ヤギのあん子
白ヤギのもち太郎と黒ヤギのあん子

画像提供:東北工業大学