フランス ジヴェルニーでモネの「睡蓮」の世界を歩く
19世紀から20世紀にかけて活躍した印象派の巨匠、クロード・モネ。印象派を代表する画家といわれる彼の作品は、明るく臨場感のある、光を捉えた風景画が特徴的だ。彼が住んだ家と作品が描かれた池があるのはフランス北部ジヴェルニー村。ジヴェルニーはパリのサン・ラザール駅から列車に50分ほど揺られて、ヴェルノン駅で下車し、バスまたはタクシーで5kmほど行ったところにある。モネが43歳から86歳で亡くなるまでの半生を過ごした家の庭園は、自身が設計したもの。一歩足を踏み入れたならば、誰もが一度は美術館や本などで触れたことがあるであろう、彼の代表作「睡蓮」の世界が現実に広がっている。花の咲いている時期こそ訪れる価値があるこの庭園は、3月24日~11月1日の期間、毎日オープンしている。
MAISON ET JARDIN DE MONET
84, rue Claude Monet
27620 GIVERNY
期間中のオープン時間:9:30~18:00
しだれ柳が水面に影を落とし蓮の葉が池に浮かんでいる様子。ピンク色の花が美しい