早朝の岡山城と後楽園を歩く

早朝の岡山城と後楽園を歩く

岡山城は豊臣秀吉に厚遇された宇喜多秀家が1597年に築城した城だ。旭川を天然の外堀にしており、天守閣の壁に黒漆塗りの下見板を取り付けていて、城の外観が黒く「烏城うじょう」とも呼ばれた。江戸時代には池田家を藩主として、第2代の池田綱政が後の後楽園となる庭園を造った。

岡山駅から徒歩30分くらいのところを流れる旭川のほとりに岡山城があり、中州に後楽園がある。岡山を訪れたある日の早朝、岡山城側から後楽園に向かう橋を渡ってみた。

早朝の岡山城と後楽園を歩く
早朝の岡山城と後楽園を歩く

後楽園はまだ門が開いていない時間だ。それでも市民の憩いの場所らしく、早朝でもすれ違う人の数は思いのほか多い。

正面の鶴見橋を通って再び反対側の岸に渡り、岡山城に向かって川端を歩いた。朝日に照らされた木々の緑が深い。

早朝の岡山城と後楽園を歩く

城の中庭で一息ついた。早朝の静けさの中で、戦乱の世から今日までこの城が見つめてきた歴史の変遷に思いを馳せた。

早朝の岡山城と後楽園を歩く

 
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