広範囲で梅雨明け、関東は2年連続少雨に
19日午前、関東甲信、東海、近畿、中国地方の各気象台で梅雨明けが発表された。午後には四国地方も続いて梅雨明けを発表。今後1週間は広い範囲が高気圧に覆われて晴れる見通しで、厳しい暑さが予想されており、気象庁は熱中症への注意を呼び掛けた。
四国は平年より1日遅く、そのほかは2日早かった。ウェザーニューズによると、関東甲信では2年連続の少雨となり、ダムの貯水量は66%にとどまった。60%台にとどまったのは2004年以来13年ぶり。
東海地方は一部で大雨があったが、全体としての雨量は7~8割にとどまった。近畿地方も7~9割、で少雨が続いている。中国地方は6割~平年並み。ところにより降水量が多い地域もあるが、鳥取では平年の58%と少なかった。
なお、今月豪雨に見舞われた九州地方は、南部は13日に平年より1日早く梅雨明けしているが、北部ではまだ明けておらず、平年より遅れている状態。
(写真はイメージ)