東京五輪・パラまであと3年 旗で全国つなぐ
24日、2020年東京オリンピック大会開催日までちょうど3年を切った。この日に合わせ、東京都庁前の都民広場では記念イベント「東京2020オリンピック・パラリンピック フラッグツアーフェスティバル~みんなのTokyo 2020 3 Years to Go!~」が開かれた。
フラッグツアーとは、オリンピックとパラリンピックの旗をイベント参加自治体で一定期間展示するもので、これまで東京都内の市区町村を巡回してきた。この日からは全国の自治体向けに始まり、旗は埼玉県と千葉県に届けられた。今後2年かけて全国を巡回する。
都民広場でのイベントには、小池百合子東京都知事、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織員会専務理事の武藤敏郎氏、日本オリンピック委員会会長の武田恆和(つねかず)氏、日本パラリンピック委員会の鳥原光憲氏、東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会担当大臣の丸川珠代氏が出演。フラッグツアーの大使としてアイドルグループTOKIOの5人と、リオ大会の柔道金メダリスト・ベイカー茉秋(ましゅう)さんらオリンピアン18人、元射撃選手の田口亜希さんらパラリンピアン9人が駆けつけた。
都民広場の半円型に広がる壁面を利用した180度パノラマ画面にプロジェクションマッピングで映像2作品が映し出され、大会開催3年前のカウントダウンを祝った。約5分間の作品「Tokyo Experience」は、実写、CG、アニメーションなどを組み合わせて日本が発信する文化・伝統・景色・人々を映し、東京の魅力をイメージしたもの。もう一つの映像「Power of sports」では、1964年東京オリンピック・パラリンピック大会からこれまでの大会を振り返った。
プロジェクションマッピングは25~29日の5日間、都民広場にて夜7時半から毎日上映される。