採用活動を終了した企業は23.8% 採用人数に不足感
ディスコは2018年度の採用活動状況についての調査結果を7月28日に発表した。採用活動を終了した企業は23.8%で、内定者充足率の平均は59.9%だった。採用活動の継続企業のうち8割が「危機感がある」と回答した。調査期間は6月26日 ~ 7月4日で、有効回答1339社。
2018年3月卒業予定者の面接開始は「3月下旬~4月中旬」が増え、早期化が顕著に。内定出しは「6月上旬」が最多だった。学生の反応について2017年卒採用と比較すると、エントリー、選考応募者のいずれも「減った」が「増えた」を上回ったが、選考途中辞退・内定辞退ともに前年より増加した。
また、採用選考を「終了した」企業は23.8%、内定者充足率の平均は59.9%で、学生への満足度は「量」に対する不満が目立った。採用活動継続する企業のうち、後半戦に「危機感がある」と答えたのは82.2%で、8割を超えた。
また、2019年卒業予定者の採用計画については、「採用数を増加する」と回答した企業が15.8%、「減少する」と回答したのが6.5%となり、引き続き拡大傾向となった。また採用活動にかかる予算は増加予定が22.8%だった。
(写真はイメージ)