一人暮らしの若手社会人、半数以上が「仕事後副業したい」
一人暮らしをしている若手社会人の半数が、仕事後の余った時間に副業を希望している――。レオパレス21が1日に発表した、一人暮らしに関する意識・実態調査の結果から分かった。
調査は、全国の一人暮らしをしている20~30代の社会人男女計600人を対象に実施。自分で生活のタイムマネジメントをしなければならない単身者に対し、「働き方改革で空いた時間ができたら副業をしたいか」と質問したところ、11.0%がすでに副業をしており、45.7%が副業をしたいと回答した。その理由は、90%以上が「お金を稼ぎたいから」だった。
また、政府が推し進める働き方改革を受け、実際に「外または部屋で過ごす時間が増えた」と回答したのは27%。それぞれにどのようなことをして過ごす時間が増えたか尋ねたところ、外で過ごす時間が増えた人は「外食」(53.3%)が1位となった一方、3位には「仕事(定時で終わらなかった業務)」(21.3%)がランクインしている。副業と合わせると、外で過ごす人の36%は仕事後にも働いているということができる。一方、部屋で過ごす時間が増えた人は「TV視聴」(54.0%)が1位、次いで「睡眠」(40.2%)という結果となった。
同社はリポート内で、働き方改革により時間が増えた人でも、まだ積極的に仕事以外の余暇や趣味に時間を費やすまでにはいたっていないようだと報告している。
画像提供:レオパレス21