日本はiPhone大国 世界40カ国スマホのシェア調査
アウンコンサルティングは、今年6月時点でのスマートフォンの「世界40カ国、主要OS・機種シェア状況」の調査結果を7月29日に発表した。日本のシェア率は、基本ソフト(OS)はアップルのiOS、機種はアップルがともに66.5%となり、世界40カ国中最高であることが分かった。
日本でのアンドロイドOSシェアは33.0%、機種では「不明」が24.3%、サムスンが3.2%、ソニーが2.6%となった。
iPhoneシェアが高い背景には、日本の各携帯会社がiPhoneの料金プランを割安にする販促プランを打ち出したことや、アップルのブランディング戦略が功を奏したと考えられる。
他国を見ると、OSは31カ国でアンドロイドシェアがトップであり、そのうち25カ国ではシェア率が60%以上となっている。iOSのシェアがトップとなった国は、米国(シェア率49.4%)、カナダ(53.8%)、オーストラリア(57.6%)、英国(45.9%)、スイス(53.2%)、デンマーク(59.2%)、スウェーデン(51.5%)、ノルウェー(49.9%)の8カ国だった。これらと比較しても、日本のiPhoneのシェアが高いことが分かる。
一方、日本のスマートフォンの普及率は24.7%と低く、40カ国中34位(普及率不明が3カ国)であることも分かっている。このことから、全体人口比におけるiPhone普及率は他国とそこまで変わらないともいえる。
(写真はイメージ)