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虎伏す山に建つ白亜の天守閣~和歌山城

城の建つ山が虎の伏した姿に似ていたため、江戸時代には「虎伏竹垣城とらふすたけがきじょう」と呼ばれていたという和歌山城。三層の天守閣は戦災後の1958(昭和33)年に再建されたもので、内部には紀州徳川家ゆかりの品が多数展示されている。最上階の展望室からは市街地を四方に見下ろせる。また、和歌山城の特徴の一つといえるのが石垣。豊臣・桑山時代の野面積み、浅野時代の打込接ぎ、徳川時代の切込接ぎという時代ごとに異なる3つの積み方の石垣が現存する。石垣の中は刻印が刻まれている石もあり、刻印の種類は約170。珍しい刻印を探しながら城内を歩いてみるのも面白い。

和歌山城天守閣
料金:大人410円 小人200円
時間:9:00~17:30(入館は17:00まで)
*年中無休(12/29~12/31は休み)

虎伏す山に建つ白亜の天守閣~和歌山城
和歌山城の建つ山が、虎が伏せた姿に似ていたため、「虎伏竹垣城」と呼ばれた。

虎伏す山に建つ白亜の天守閣~和歌山城
築城当時と変わらぬ風景を残す城内。