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“金と紐づけされた仮想通貨”の導入実験へ ハウステンボス

ハウステンボス、仮想通貨でキャッシュレス化 世界初・金本位制

長崎のテーマパーク「ハウステンポス」は、12月中旬から独自の電子通貨「テンボスコイン」を使った決済システムの実証実験を開始する。実証実験は従業員を対象に約3カ月間実施。電子通貨の導入により、キャッシュレス化によるサービス向上を図る。

テンボスコインは、同等の金に裏付けられて発行される仕組み。そのためハウステンポスはすでに約50億円に相当する1トンの金を所有している。所有する金の一部を園内施設「黄金の館」で展示し、12月6日から公開予定。

テンボスコイン導入により、スマートフォンの無料アプリで決済が可能となり、場内のサービスをキャッシュレスで利用することができるようになる。今回の実験期間である12月中旬から約3カ月間、従業員1300人は、社員食堂や場内レストランおよび物販店舗でテンボスコインを試験的に利用できる。

ハウステンボスは今後、テンボスコインを円やドル、ビットコイン等と両替可能な仮想通貨とする計画で、世界初の「金本位制に基づく仮想通貨」の導入を目指すという。

“金と紐づけされた仮想通貨”の導入実験へ ハウステンボス

画像提供:ハウステンボス