AIで働き方改革目指す 富士通とマイクロソフト
富士通とマイクロソフトは22日、人工知能(AI)分野での提携を発表。まず働き方改革の領域で提携を推進するという。
両社は2002年から、クラウド分野や製造業向けIoT(モノのインターネット)分野などで提携を進めてきた。働き方改革の領域では、富士通はマイクロソフトの技術支援のもとで統合型情報共有クラウドサービス「Office 365」をベースとしたコミュニケーション基盤を導入した。
今回は「Microsoft365」を通じて得た文書、メールなどのビックデータを集計し、働き方改革を実現する新たなソリューションを共同開発するとしている。具体的には、メールの内容に含まれる業務の重要性や緊急性を読み取って重要なタスクは利用者に対応を促したり、会議調整においてはAIとの対話形式によって参加者の都合を考慮した日時・場所などの候補をリストアップしたりできるようにする。
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