食品ロスを減らしてポイント還元 ドコモ実証実験開始
NTTドコモは、食品ロスを減らすためのスマートフォンアプリを利用した実証実験を開始することを、15日に発表した。
食品ロスとは、本来は食べられるのに食品が廃棄されていることを指す。環境省の調査によると、日本では全国で年間621万トンの食品ロスが発生しているという。
今回の取り組みは、東京都が公募した「持続可能な資源利用に向けたモデル事業」のうちの一つ。賞味期限・消費期限が近い食品を購入すると、スマートフォンアプリ上で定価の20%に相当するポイントが還元され、購入した商品の賞味期限・消費期限に関する通知もアプリ上で行われる。食品ロスの削減と消費者の意識向上をねらった取り組みだ。
実証実験は2018年1月19日(金)~2月28日(水)までの41日間、東京都中央区の「miniピアゴ入船1丁目店」で行われる。
(写真はイメージ)