フリマアプリ利用者の5人に1人がトラブル経験アリでも、約2割が未対処
近年、スマートフォンの普及により、オークションサイトよりも手軽に取引ができるフリーマーケットアプリの利用者が増えている。利用者の増加に伴い、どのような問題が起きているのだろうか?
日本法規情報(東京都新宿区)は25日、フリーマーケットアプリに関するアンケート調査の結果を発表。近年利用者が急増しているフリーマーケットアプリだが、アプリユーザーのうち5人に1人がトラブルに巻き込まれた経験あることが分かった。
調査の結果、フリーマーケットアプリの利用経験が「ある」と回答した人が25%、「ない」と回答した人が75%で、スマートフォン利用者の4人に1人がフリーマーケットアプリを利用していることが分かった。
フリーマーケットアプリの利用時にトラブルに遭ったことがあるかという質問に対しては、「ある」と回答した人が21%、「ない」と回答した人が79%となり、フリーマーケットアプリの利用者の5人に1人がトラブルに遭遇しているという結果に。
また、トラブル時にどのように対応したのかという質問では、「アプリの運営側に通報」が37%、「当事者間で話し合い」が27%、「対処していない」が18%、「消費者センターに相談」が15%、「専門家に相談」が3%となり、約2割の人がトラブルに対処していないことが判明した。
トラブルへの対処の仕方によっては損害が生じたり、更なるトラブルに発展したりする場合もある。同社は「トラブルの内容によっては専門家の知識を要する場合もあるため、自分だけでトラブルを解決しようとせず、信頼できる機関や専門家に相談することも方法の一つ」とコメントしている。
(写真はイメージ)