最もフライト数の多いルートは国内線 済州島ソウル間が世界最多
オフィシャル・エアライン・ガイド(OAG)の調査によると、2017年に世界で最も多くのフライト数があった飛行ルートは、韓国の済州(チェジュ)島-ソウル間であることが明らかになった。米経済誌フォーブス・オンライン版が1月18日に報じた。
フォーブス誌は、「世界で最もフライト数の多いルートは、実はニューヨーク-ロサンゼルス間でも、ロンドン-パリ間でもない」として、1位が済州島-ソウル間であったと報道。このルートでは昨年1年間で6万4991便が運行した。同誌では済州島が「韓国におけるハワイのような存在」であるとし、近年、中国をはじめとする海外からの観光客を多く引き付けていると言及している。
最もフライト数の多かったルートの2位はオーストラリアのメルボルン-シドニー間で5万4519便、3位はインドのムンバイ-デリー間で4万7462便、4位が日本の福岡-羽田間で4万2835便だった。このほか、日本の札幌-羽田間も3万8389便で6位にランクインしている。フライト数の多いルートではビジネス客ではなく観光客が主力となっているのが特徴で、上位10位はすべて国内便が占めている。
2017年に世界でフライト数が最も多かったルート
1位 済州島-ソウル(韓国)453km:6万4992便
2位 メルボルン-シドニー(オーストラリア)713km:5万4519便
3位 ムンバイ-デリー(インド)1151km:4万7462便
4位 福岡-羽田(日本)884km:4万2835便
5位 リオデジャネイロ-サンパウロ(ブラジル)357km:3万9325便
6位 札幌-羽田(日本)819km:3万8389便
7位 ロサンゼルス-サンフランシスコ(米国)542km:3万4897便
8位 ブリスベン-シドニー(オーストラリア)732km:3万3765便
9位 ケープタウン-ヨハネスブルク(南アフリカ)1270km:3万1914便
10位 北京-上海(中国)1075km:3万29便
出典:OAG
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